ed doll01

2002.11.7～2002.12.8公演。『ブ□ンドに首ったけ』。アメリカの女優メイ・ウエスト(1893～1980)の人生を描いた舞台。

　GO人形の方が７役ぐらいやるのだが、その中の一つの役「エド・ハーン」。メイのことを心配したり心優しいドラッグクイーンである。（だから”男人形”と言えばそうなのである。）

　と、エドの再現なのだが、実物の資料もなく、舞台を見たものだけ思い出しての作成だったのでかなり本物とはディテールが違うと思うのだが（舞台見て「違う」と思った方申し訳ない）というかバービ～を使った時点で違うといえば違うのだが（失礼）、ケチってＡ席で見たためホント細かいところがわからなかったので雰囲気だけお楽しみいただきたい。

　ドレスの布は田舎では見つからず、友人に頼んで買ってきてもらった生地。実際のドレスもバラの浮き彫りが入った布なのでとても感謝である。

　ピンヒールは、手作り。パテ盛りで作成。型を取るときに、素体に『オロナイン軟膏』を薄く塗ってからパテを盛ると素体にくっつかないと本に書いてあったのを見て実行してみる。この方法はオススメである。

　この舞台の美術が私が大好きな「覗いたシリーズ」をお書きの妹尾河童さんだったのだが、モールを使ってのセットもあったので再現のつもりで画像のバックにもモールをあしらってみた。

　女の子素体をカスタムするのははじめてだったのだが、”つけまつげ”と”チーク”楽しかった。エドを作るなら日本顔の日本製ドールより、バービ～の方がいいと思っていたが思った通りであった。 syu人形でもTommyを使ったが、バービ～などの口角のあがった口とか個人的に好きである。日本製の人形だとおちょぼが多いので、口のバリエーションも多いと楽しいかもしれない。カスタムで出来るのならするが（笑）。

　それにしても自分、アイペイントが下手すぎである。アップがツライ。